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シンポジウム「中国の最新宝石事情」の報告を致します。
2017-12-11

 平成291122日、宝石学会(日本)との共催で『中国の最新宝石事情』をテーマとしたシンポジウムを行いました。以下に概要をご報告致します。

 中国を代表する宝石検査機関NGTC http://www.ngtc.com.cn/の陸太進博士(Dr. Lu Taijin)をお招きし、東京御徒町のオーラムビルにおいて、ご講演を頂きました。

 講演では、はじめにHPHT合成法とCVD合成法の理論的な説明が行われ、その後中国における製造会社が紹介されました。CVD合成法によるダイヤモンドの製造会社は小規模のものが数社ありますが、生産は限定的なようです。中国にはHPHT法によるダイヤモンドの大手製造会社が3社あり、世界の工業用ダイヤモンドのほぼすべての需要をまかなっています。2015年頃からこれらの会社において宝飾用のダイヤモンドが生産されるようになり、今日ではダイヤモンドジュエリーに混入する事例が増えています。NGTCではこれらの合成ダイヤモンドの特性を詳しく調査し、GV-5000に代表される様々な検査器機を開発しています。

 シンポジウムは定員ぎりぎりの100人にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。有難うございます。

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1.宝石の鑑定・鑑別ルール作成普及
2.消費者相談
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