本文へ移動

色石委員会だより

別名とは? トレードネームとは?

その定義と名称一覧

AGLは鑑別結果として、鉱物名(又は素材名)・宝石名・開示コメントをセットとして表記しています。 別名として、宝石学では宝石名として使用していないが、長く伝統的に使用されてきた名称があります。またトレードネームとしてマーケットで取引の際に使用されている名称が、一般の方々にも広く知られるようになってきたものもあります。
AGLは、このたび別名やトレードネームを定義し、会員が任意で「備考欄」に記載できる名称を決定致しました。その石名一覧を発表します。色範囲等詳細につきましては内規として別に定めます。

開示コメントから「目的」を除くことになりました!

平成30年4月1日に実施致します。

 AGL会員が発行する鑑別書は、検査結果欄に「鉱物名」「宝石名」「開示コメント」を記載しています。開示コメントは現在「 ~ を目的とした加熱」のように処理・加工等の目的を記載しています。近年は処理方法の複雑化・複合化により目的を限定することが困難になって参りました。業界内外への周知期間も必要ですので、平成30年4月1日より、目的を除いた「加熱が行われています」や「通常、照射処理が行われています」のような表記に変更させていただきます。ご了承のほど宜しくお願い致します。

重要なお知らせ

精度チェック終了の報告!

(2014-07-25 ・ 136KB)

AGL会員機関は、一定以上の残留放射能が検出された宝石に対して報告書を発行することは致しておりません。使用する放射線測定器(シンチレーションカウンター Radi PA-1000)・測定方法・対処方法を統一しています。更に測定器の精度チェックを毎年行うことにより、測定結果の信頼性を確保しております。(「放射線測定及び放射能を有する宝石についての細則」による。)
 
 平成26年度は7月4日・9日の両日に、全会員機関(含支店)のシンチレーションカウンターの精度チェックを行いました。精度チェックの結果に大きなばらつきの無い事が、色石委員会より報告されました。

放射線処理モルガナイトについて

2012年6月

放射能を帯びた宝石について(2011年12月)

2011年12月

コバルト着色鉛ガラス含浸サファイアの観察報告

顕微鏡写真

顕微鏡での観察では、コバルト着色鉛ガラスの
含浸部分が、ブルーのフィルムのような外観を
呈し、気泡も観察できます。
またコバルト着色のため、宝石鑑別に使用する
カラーフィルター下では、赤色に見えます。
以上の特徴から、鑑別は困難ではありません。

一部のオパールについての注意

一部のオパールには、多孔質と呼ばれる性質(微細な孔の空いた構造であるため、水等が浸透するか、また放出する)を持つものがあります。これらのオパールは置かれる環境によって、構造内の水分量が変動するため、石の重量に変化を生じさせることがあります。
特に、2008年にエチオピアのWolloで発見されたオパールにこのタイプのものが多く、その浸透力の強さから、特異な例では汗に溶けた衣服の染料やバーベキューの際に発生しするすすや煙残留物が浸透して石の外観に変化を与えることが起きています。石の奥深くまで染料等が浸透すると元に戻せなくなくこともありますので、ご注意下さい。(化粧品、ワイン、etcの例あり)
一般社団法人
宝石鑑別団体協議会
〒110-0015
東京都台東区東上野1-26-2-507
TEL.03-3835-8273
FAX.03-3835-8410

1.宝石の鑑定・鑑別ルール作成普及
2.消費者相談
2
5
7
0
1
3
TOPへ戻る